【デロイトの就職難易度】採用大学・学歴フィルター、選考のコツを解説!

就活市場においてコンサル業界は難関大の学生から非常に人気がありますが、その中でも特に人気なのがデロイトトーマツコンサルティング(DTC)です。

今回はデロイトの就職する難易度はどれほど高いのか、就職偏差値や採用大学、選考のポイントなどをまとめて解説していきます。

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デロイトとはどんな企業

デロイトトーマツコンサルティング(DTC)とは「デロイトトーマツグループ」の中に世界最大級のコンサルティング会社です。

EY、KPMG、PwCと共にコンサルBIG4の1つに数えられ、グループ企業との連携を生かして戦略立案〜実行までを一貫して行える強みがあります。

デロイトが行う業務
  • 監査・保証業務
  • コンサルティング
  • ファイナンシャルアドバイザリー
  • リスクアドバイザリー
  • 税務など

デロイトの就職難易度は?

つづいて、デロイトの就職難易度がどれほど難しいのかを紹介します。

入社が難しい有名企業ランキングで14位

東洋経済オンラインが発表した「入社が難しい有名企業ランキング」でデロイトは14位、入社難易度は63.5という結果でした。

そして、過去3年間の新卒採用者数は以下のようになっています。

年度 男性 女性 合計
2022年 174名 126名 300名
2021年 120名 74名 194名
2020年 116名 80名 196名

これに対しエントリー数は社員・内定者の口コミによると、例年4,000〜5,000円人程度とされています。

2022年の場合だと倍率は15倍程度となるようです。

慶應義塾大学の就職先ランキングで15位

さらにデロイトは慶應義塾大学の就職先ランキングでも15位に位置しており、40人もの慶應生が入社しています。

慶應生は例年、就活意識が高く優秀な学生が多いので強力なライバルとなります。

デロイトの採用大学ランキング・一覧

デロイトの採用大学ランキングは以下の通りです。

順位 大学 採用人数
1位 慶應義塾大 25
2位 東京大 11
2位 早稲田大 11
4位 東京工業大 7
5位 京都大 6
5位 上智大 6
7位 大阪大 5
8位 名古屋大 3
9位 小樽商科大 2
9位 一橋大 2
9位 国際基督教大 2
9位 中央大 2
9位 東京理科大 2
9位 関西学院大 2

これを見渡しても分かる通り、基本的には難関国立・難関私立大がほとんどです。

さらに採用実績のある大学も見ていきましょう。

大学院 大阪大、関西学院大、九州大、京都大、神戸大、国際基督教大、中央大、東京工業大、名古屋大、横浜国立大、早稲田大、一橋大、上智大、慶應義塾大、東京大、奈良先端科学技術大学院大
大学 大阪大、学習院大、九州大、京都大、神戸大、国際基督教大、首都大学東京、上智大、創価大、千葉大、中央大、津田塾大、東京大、東京工業大、東京女子大、東京農工大、東京理科大、東北大、同志社大、名古屋大、一橋大、法政大、北海道大、明治大、横浜国立大、横浜市立大、立教大、早稲田大

こちらも難関大学がメインですが、中堅大学からの内定者も出ています。

就活成功者の内定体験記

令和の就活では、学歴の枠を超えた可能性が広がっています。

あなたと同じ大学出身者が、多くのトップ企業からの内定を獲得しています。

内定の秘訣を知って、自身の就活に役立てましょう!

デロイトに学歴フィルターはあるか?

デロイトは難関大の内定者が多いですが、必ずしも学歴フィルターで落としているとは言えないでしょう。

そもそも外資系企業は学歴をそこまで重視しておらず実力主義ですし、選考フローでケース面接もあるため、高学歴でもコンサルの適性がなければ落とすはずです。

さらに英語力も強いアピールとなるので学歴で劣っていても挽回は可能でしょう。

デロイトの選考フローと面接内容

デロイトの選考フローは以下のようになっています。

  • エントリーシート
  • Webテスト
  • 1次面接
  • 2次面接(ケース面接)
  • インターンシップ
  • 3次面接
  • 4次面接
  • 内定

特殊なのがコンサル特有のケース面接です。

ケース面接とは
ケース面接は明確な答えを出しにくい問題を仮説に基づき、答えを導き、発表するという面接です。

デロイトのケース面接は問題とそれに関する新聞記事が渡され、A3の紙に答えを下記、30分間で面接官に発表・質疑応答を行います。

ケース面接は対策しておかないと解けないので、以下の動画や対策本を参考にして対策しましょう。

デロイトの選考を突破するポイント

つづいて、デロイトの選考を突破するコツを紹介します。

なぜデロイトなのかを明確にする

アクセンチュアやBIG4の他の企業がある中で、なぜデロイトを志望するのかを明確にしましょう。

デロイトが他のコンサル企業と比べて、何がどう優れているのかを明確にし、社風にマッチすることをアピールするのがポイントです。

また意欲を示すためにも、どのような事業に携わりたいのか、海外勤務をどのようにやりたいのかなども明確にしておきましょう。

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コミュニケーション力・リーダーシップを発揮した経験をアピール

デロイトの求める人物像には「グローバルなマインドセット」が挙げられています。

文化・価値観の違うクライアント・メンバーと共に、混沌とした状況下でも平常心で、粘り強いコミュニケーション能力・強いリーダーシップを発揮できる人物こそ、真の「グローバルプレイヤー」といえるでしょう。 引用:デロイトトーマツ募集情報・エントリー

粘り強いコミュニケーション力・強いリーダーシップを発揮する人こそが『グローバルプレイヤー』とデロイトは考えています。

学生時代に部活動やサークル等でコミュニケーション力・リーダーシップを発揮した経験があれば、それをアピールし、デロイトにマッチする人材だと示しましょう。

デロイトに関するよくある質問

最後にデロイトに関するよくある質問を紹介します。

新卒の年収はどれくらいなの?

デロイトの公式HPにて、コンサルタント職の基準年額が以下のように公表されています。

学部卒 5,802,000円
院卒(修士) 6,000,800円
院卒(博士) 6,201,200円

コンサルという職業自体が難易度も単価も高い仕事ですから、当然年収も異業種と比べて高くなります。

こちらの記事では他のコンサルBIG4と年収や事業の強み、福利厚生を比較しているので参考にしてみてください。

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デロイトは激務なの?

結論からいうとデロイトは激務といえるでしょう。

実際にデロイトで働いていた「かげつ」さんによると、作業量の多さやクライアントの理不尽によって残業づけの日々になることもあったそうです。

コンサル業界自体が激務な分、年収も高いという構造ですので、成長意欲がある人や将来の起業を考えている人にはおすすめの業界といえます。

ayaka

この記事の監修者

ayaka

新卒で航空会社に就職。入社1年目より異例の配属で育成部門に配属。約10年、日本人、中国人、タイ人、シンガポール人の育成・採用に携わる。最短で昇格後は、新人から入社30年と幅広い層のメンバーのマネジメントを行う。
様々なバックグラウンドを持つ人材と携わる中、「ひとりひとりが個性と強みを活かして、笑顔で仕事ができる組織を作りたい」という想いを持ち、2021年に国家資格キャリアコンサルタント取得。
現在は中国に在住し、大学生の就職活動支援、駐在員の家族のキャリア支援を行っている。

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