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- 就活取り組んでいるけど、つまづいている
- 就活をするにあたり、ヒントが欲しい

ネットやSNSで就活の情報を集めると、「24卒の就活はやばい」という不安なフレーズを見かけることがあるでしょう。
「就活がやばい」というのは、毎年のように言われています。
ただ、24卒の就活は新型コロナの影響もあり、社会情勢が大きく変わっているのも事実です。
はたして、24卒の就活は本当にやばいと言える状況なのでしょうか。
この記事では、24卒の就活に関するさまざまなデータや、就活を乗り切る対策をご紹介します。
・採用数が極端に少ないわけではなく、氷河期のようなやばさではない
・早いうちに計画的に準備を進めるのが重要
24卒の就活はやばいのか?
ネットやSNSでは、「24卒の就活はやばい」という予想が多々聞かれます。
はたして、この考え方は正しいのでしょうか。
残念ながら「24卒の就活がやばい」というのは正しい予測と言わざるを得ません。
コロナが完全に収束する状況が見えないためです。
しかし、やばいとは言っても、就職氷河期のように、多くの学生が内定をもらえないというような状況ではありません。
しっかりと対策や準備を進めることで、十分に志望度の高い企業の内定を得られる状況です。
この記事では、「24卒の就活がやばい」と言える理由を紹介した上で、その状況を乗り越えていくための対策を紹介していきます。
ぜひ、最後までお読みください。
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「24卒の就活がやばい」と言われる5つの理由
なぜ「24卒の就活がやばい」と言われるのでしょうか。
さまざまな理由がありますが、おもな理由は次の5つです。
- オンラインへの対応が必要
- オンライン化でライバルが増えた
- 「ガクチカ」が作りにくい
- 選考の早期化が進んでいる
- インターンの重要性が高まった
一つずつ、詳しく見ていきましょう。
オンラインへの対応が必要
新型コロナの流行によって、オンライン化への対応が求められるようになったのは大きな理由の一つです。
従来の就活は、ESやWebテストなど、一部を除き選考のほとんどは対面で行われていました。
しかし、新型コロナウイルスの影響で、世の中は一気にオンライン化が進みました。
企業の採用活動にもかなりの度合いでオンラインが導入されるようになり、今では企業説明会やセミナーはもちろん、面接やGDもオンライン上で行う企業がでてきています。
24卒の就活が本格化する時期の新型コロナの状況は誰にもわかりません。
採用活動を対面型に戻す企業もあれば、オンライン対応を継続する企業もあるでしょう。
対面型の面接とオンラインでの面接とでは、それぞれ身だしなみやマナーなど注意点も違います。
両方の選考に対応する必要がある24卒は、その分準備の負担がかかることを覚悟しておきましょう。
オンライン化でライバルが増えた
選考のオンライン化が進み、ライバルが増えたことも24卒の就活がやばい理由の一つです。
オンライン化された選考の特徴として、「距離が関係なくなること」が挙げられます。
従来、大手企業の選考の会場は、基本的に東京や大阪などの都市部に限られていました。
このため、距離や時間、費用などの面で、地方大学に通う就活生は就活に一定の制限がありました。
しかし、選考のオンライン化で、距離や時間などの問題が一気に解決されたのです。
地方大学に通う就活生でも、都市部の就活生とほぼ同じ条件で選考に参加できるようになったのです。
これまでは争う必要のなかった学生が選考に参加してくるわけですから、今まで以上に競争が激しくなるでしょう。
オンライン化は便利な反面、地方や海外から強力なライバルが同じ選考に参加する可能性があることは意識しておきましょう。
「ガクチカ」が作りにくい
ESや面接で定番の質問、「学生時代に力を入れたことはなんですか」。略して「ガクチカ」とも呼ばれます。
24卒の学生は、新型コロナの影響でこの「ガクチカ」が作りにくくなっている側面もあります。
従来の就活におけるガクチカは、アルバイトやサークル活動、部活動といった勉強以外の活動が主流でした。
しかし、新型コロナの影響で、それ以前の学生と比べると24卒はガクチカのための行動が大きく制限されてきました。
このため、就活本に載っているような典型的なガクチカの経験を得られず、悩む人もいるでしょう。
ESや面接の対策をする段階になって、「なにもガクチカがない」と悩むことのないよう、しっかりと自己分析を重ねたり、できる範囲でさまざまな経験をしたり対策をうっておきましょう。
選考の早期化が進んでいる
選考の早期化が進んでいるのも、24卒の就活がやばいと言える理由の一つです。
就活の大まかなルールとして、大学3年の3月に企業の広報活動の解禁、大学4年6月に面接など選考活動がスタートできるようになっています。
ただ、このルールも絶対的なものではありません。
法律のように、企業が守ることを義務付けられているようなものではないため、これよりも早い日程で選考を行ってもペナルティはありません。
実際、外資系やベンチャー企業などには、このルールにとらわれず、通年型の選考を実施している企業もあります。
事実上の選考が早く行われるということは、その分対策も早めに行わなければならないということです。
これまでの就活のスケジュール観のまま対策をしていたら、間に合わない可能性もあるため、「やばい」といえるでしょう。
インターンの重要性が高まった
中長期にわたって企業で就業体験をする「インターン」の広まりも、24卒の就活がやばい一因です。
一昔前の就活では、インターンを実施している企業はきわめて少数でした。
しかし、新卒の離職率やミスマッチが問題視される中、学生により企業について理解を深めてもらうため、多くの企業がインターンを実施するようになってきました。
就活生が企業について深く知ることができるインターン自体は素晴らしい取り組みといえるでしょう。
しかし、問題はインターンが選考に結びついている企業も珍しくないことです。
極端な例では、内定者の多くがインターン参加者であることさえあります。
インターンが、事実上の選考として機能しているわけですね。
このように、インターンへの参加の有無が内定を得られるかどうかを左右する可能性もあるため、24卒はインターンシップへ積極的に参加することを求められるのです。
24卒の就活は「やばい」けど希望もある
24卒の就活の「やばい」面ばかりを見てきましたが、もちろん希望もあります。
就活をめぐる統計や調査の結果を見ると、就職氷河期のように、誰も内定を得られるような状況ではないことがわかります。
- 内定率はコロナ前と同水準
- 就活ルールは変わらない
- 企業の採用数が回復傾向
以上の3つの観点から、24卒の就活を見ていきましょう。
内定率はコロナ前と同水準
新型コロナの影響が懸念される一方、内定率はコロナ前と同じ水準となっています。
リクルートが2022年3月に公表した調査によると、22年卒の学生の「22年3月」時点の内定率は96.4%で、21年卒の「21年3月」とほぼ同水準となっています。
わかりやすく言い換えると、22年卒の学生の96.4%は、卒業までにどこかしらの企業から内定を得られている状況です。
たしかに、新型コロナの感染は予断を許さない状況が続いています。
しかし、内定率の数値を見れば、新型コロナの影響下でも多くの人が内定を得られていることがわかるでしょう。
決して、新型コロナのせいで誰も内定が得られない状況ではないのです。
就活ルールは変わらない
24卒にも現行の就活ルールが適用されるため、スケジュールの観点では大きな変化はありません。
現在の就活ルールは、内閣府をはじめとした国の複数の機関が参加する「就職・採用活動日程に関する関係省庁連絡会議」という会議で毎年話し合われています。
24卒の就活ルールは、すでにこの会議で結論が出ました。
2021年11月に公表された資料を見ると、次のように取り決められています。
- 大学3年3月以降→広報活動開始
- 大学4年6月以降→選考活動開始
- 大学4年10月以降→正式な内定日
上記の日程は、ここ数年続いてきた就活ルールと変わりません。
このルールに当てはまらない選考を行う企業も増えているのも事実ですが、就活の大枠のルールが変わったわけではありません。
選考日程が特殊な企業を受けない限りは、例年通りのスケジュールで準備できるでしょう。
企業の採用数が回復傾向
新型コロナによって、企業が新卒の採用を絞ったり、事業の縮小を検討したりしていることが連日ニュースとなりました。
しかし、「ウィズコロナ」の生活が定着する中で、企業の経済活動も以前のような安定感を取り戻しつつあります。
企業の新卒採用数も、その一つです。
リクルートワークスが2021年に公表した調査では、22年卒を対象とした企業の求人倍率は1.5倍でした。
求人倍率とは、「求職者1人あたりに何件の求人があるか」を表す数値で、1.5倍は「就活生1人につき、1.5件の求人がある」ことを指しています。
コロナ前は1.8倍ほどあったため、以前と同じ水準まで回復はしていないものの、バブル崩壊後の90年代や2000年代前半よりは高い水準を維持しています。
業界別では製造業、建設業などで若干の回復傾向も見えてきました。
今後の新型コロナの動向に注意は必要であるものの、新卒の採用については一定の安定感があるといえそうです。
「やばい」状況にならないためにするべき就活準備
それでは、24卒の就活生が「やばい」状況にならないためにはどうすればよいのでしょうか。
基本は、就活準備を徹底することです。
まずは、次の5つの準備ができているか、チェックしてみましょう。
- 就活スケジュールの把握
- 自己分析
- 業界研究・企業分析
- ES添削
- GD・面接練習
一つずつ、詳しく解説します。
就活スケジュールの把握
はじめに、就活全体のスケジュールを把握しましょう。
24卒の就活では、次の2つのタイミングで大きな動きがあります。
- 大学3年3月
- 大学4年6月
大学3年3月は、企業の就活に関する広報活動が解禁になります。
このため、企業による説明会やセミナーが一気に開かれるようになります。
早い企業では、このタイミングでESの提出を求めるでしょう。
遅くとも、この時期までにある程度の準備を進められるようにしましょう。
大学4年6月は、面接や内定の解禁です。
基本的には大手企業から面接が始まります。大手が一段落すると中小企業、その後はさらに小さい企業…といったように選考が進みます。
大学4年6月には、面接やGDの練習を済ませておく必要があることを意識しておきましょう。
その他にも、企業によっては夏や冬にインターンを行っていることがあります。
とくに通年採用をしている外資系やベンチャー企業では、インターンへの参加の有無が内定を得られるかどうかに直接影響する場合もあります。
自分の志望度の高い企業がインターンをしているかどうか、事前に調べるようにしましょう。
自己分析
自己分析は、就活準備の中でも最も重要なものの一つです。
ESや面接対策の下地にもなるため、時間をかけて行いましょう。
自己分析とは、自分の過去の経験や体験を振り返り、今の自分の価値観や思考を言葉にする作業です。
自己分析をしていなければ、ESや面接で聞かれる志望動機や自己PRに個性を出せず、他の就活生との違いを出しにくくなってしまいます。
自分が働く際に何を意識しているのかをしっかりと分析しておけば、選考に参加する企業が自分にマッチするかどうかを判断する材料にもなります。
入社後、「思っていた社会人生活と違った…」と後悔しないためにも、自己分析は力を抜かないようにしましょう。
業界研究・企業分析
いくつかの志望業界をピックアップし、その業界の勢力図や、企業の同業他社について調べてみましょう。
業界の動向や競合他社との違いも、ESや面接対策を進める上で重要な情報です。
他の業界ではなく、なぜこの業界で働きたいのか。
なぜ、同じ業界の他の企業ではなく、この企業で働きたいのか。
明確な志望動機をもつためには、自己分析と合わせて業界研究・企業分析を行う必要があります。
早いうちから始められるようにしておきましょう。
ES添削
実際に、エントリーシート(ES)を書き、言い回しや表現、内容について添削しましょう。
企業によっては、過去に学生に提出させたESを公開しています。
志望している企業に関しては、一度ESが出回っていないか情報収集するようにしましょう。
実際にESを書くと、うまく言葉にできていない自分の思いや経験に気づけるでしょう。
自分一人で添削をするのもOKです。
しかし、よりオススメするのは他人にESを添削してもらうことです。
他人にESを見てもらうことで、自分では気づきにくい表現のわかりにくさや、文章の違和感を指摘してもらえます。
友人や知り合い同士で、ES添削にチャレンジしてみましょう。
GD・面接練習
ESの準備と並行して、グループディスカッション(GD)や面接の練習も始めましょう。
多くの企業で面接が始まる、大学4年6月には内定レベルの受け答えができるようになっている必要があります。
面接やGDの練習は、当然ながら一人では不可能です。
友人や知り合いを集め、相互に面接練習を開くなど工夫しましょう。
最近では、就活情報サイトや大学が主催した面接対策のセミナーが開かれることもあります。
積極的に参加するようにしましょう。
「やばい」状況の中で内定を勝ち取るポイント
繰り返しになりますが、24卒の就活は「やばい」状況です。
しかし、その中でも着実に内定を勝ち取るためのポイントがあります。
他の就活生と差をつけたい人は、ぜひ次の3点を意識しましょう。
- できるだけ早く就活準備を始める
- 積極的にインターンへ参加する
- 就活塾を利用する
一つずつ、詳しく見ていきましょう。
できるだけ早く就活準備を始める
できるだけ早く就活準備を始めるようにしましょう。
単純なことですが、非常に重要な意識です。
近年、外資系やベンチャー企業を中心に、選考の早期化が進んでいます。
従来は就活ルールに従っていた企業も、インターンの普及でより早い時期から学生と接触するようになりました。
もちろん、大学1年や2年のときから就活準備を始める必要はありません。
しかし、選考の早期化に対応するためには、大学3年の夏頃までには就活に向けた準備を始めておきたいところです。
夏までに就活の準備に取り組むことが難しい人は、冬休みを次の目安にしましょう。
冬休みには、夏のインターンに参加できなかった学生に向けたインターンを実施している企業があるためです。
積極的にインターンへ参加する
積極的に企業のインターンへ参加しましょう。
インターンの形態は、企業によってさまざまです。
一般的には、学生が長期休みとなる夏・冬休みの間に、1日から数週間程度、実際の業務を体験してもらったり、社内を案内してもらったりというプログラムが組まれます。
本来は、学生が就活の前に企業を詳しく知ることで、入社後のギャップを解消する狙いがありました。
ただ一方で、企業が有望な学生に接触する「事実上の選考」としても機能しています。
インターン参加者は本選考よりも早い日程で面接が行われたり、別の選考フローが用意されていたりと、企業によって活用方法はさまざまです。
もちろん、すべての企業がインターンを事実上の選考として活用しているわけではありません。
しかし、志望度の高い企業がインターンを行っている場合は、積極的に参加するべきでしょう。
就活塾を利用する
最も効果的に他の就活生と差をつけられるのが、就活塾の利用です。
就活塾とは、就活に関する学習塾や予備校のようなもので、各業界のOB・OGらが就活のプロとして講師を務めています。
最近では、一人の学生に一人の講師がつくマンツーマンの就活塾も増えてきました。
マンツーマンの就活塾なら、本来は一人で進めるのが基本である自己分析やES添削を、経験豊富な講師陣に手助けしてもらえます。
利用料はかかるものの、自分の将来に向けた有意義な投資と考えると決して高い金額ではありません。
就活に真剣に取り組みたい就活生は、ぜひ就活塾の利用を考えてみましょう。
【まとめ】計画的に準備すれば、24卒の就活はやばくない!
24卒の就活について紹介してきました。
新型コロナの影響をモロに受ける24卒の就活は、決して楽な状況ではありません。
しかし、各種データを見れば、「誰も内定がとれない」というような状況でもないことがわかるでしょう。
自分のいきたい企業から内定を得られるかどうかは、結局のところ自分がどれだけ就活の準備を進めてこられたかにかかっています。
準備のポイントや他の就活生と差をつけるテクニックを把握して、自分の思い描く社会人生活のスタートを目指しましょう。
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