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新卒の就活市場でトップクラスの人気を誇る外資系企業。
グローバルな事業展開や高収入が魅力で、近年の就活ではさらに人気が高まりつつあります。
外資系企業の選考には多くの就活生が集まることもあり、新卒の就活のなかでもトップクラスに入社が難しいイメージがあります。
はたして、このイメージは本当なのでしょうか。
外資系で働くメリットやデメリット、就活対策とあわせて解説していきます。
ぜひ、最後までお読みください。
・新卒で外資系に入るのは難しいが、対策次第では十分に内定がとれる
・外資系の内定に必要な対策を理解して、対策を積み重ねよう
そもそも外資系とは?
そもそも、外資系とはどのような企業を指すのでしょうか。
明確な定義はありませんが、一般的には以下のような企業のことを外資系と呼びます。
- 海外に本社を置く企業の日本法人
- 海外企業が出資する日本法人
人によって細かいニュアンスは異なるものの、ざっくり海外にゆかりのある企業と理解しても良いでしょう。
そんな「外資系」と呼ばれる企業は、さまざまな業界に存在します。
就活でとくに人気の高い外資系企業は、次のような企業です。
- 外資系銀行
- 外資系メーカー
- 外資系コンサル
それぞれの企業について、詳しく紹介していきます。
外資系銀行
日本における外資系銀行の多くは、投資に関する業務をメインにしている企業です。
たとえば、次のような企業があります。
- ゴールドマン・サックス
- JPモルガン
- モルガン・スタンレーMUFG証券
- シティグループ証券
外資系銀行は、外資系企業のなかでもとくに年収が高いとされる企業です。
就活市場では採用人数が少ない企業も多いため、間違いなく最難関の企業といえるでしょう。
外資系メーカー
外資系メーカーは、ものづくりをメインの業務に据えた外資系企業です。
日本に進出している外資系メーカーは、世界規模で販路をもっているような大企業が多く、経営的に安定しているという強みがあります。
主な企業は、以下の通りです。
- ユニリーバ・ジャパン
- P&G(プロクター・アンド・ギャンブル)ジャパン
- 日本ロレアル
- ネスレ
他の外資系企業と比較するとやや年収が低い傾向がありますが、それでも日本全体の平均年収よりも高い水準です。
日系企業のメーカーと同じく、営業や商品開発、総務や財務など多くの部署があるため、さまざまな活躍の場があるのも魅力の一つといえるでしょう。
外資系コンサル
外資系の中でも就活で非常に人気が高いのが、外資系コンサルです。
経営戦略や人事、プロジェクトの推進について相談に乗ったり、解決策を提案したりするのが主な仕事です。
若手のうちから経営に関わる課題や重要なプロジェクトに関われるため、成長できる環境にいたい人やビジネスパーソンとしての実力を身につけたい人に人気があります。
主な外資系コンサルは、以下のような企業です。
- デロイトトーマツコンサルティング
- アクセンチュア
- アビームコンサルティング
- マッキンゼー・アンド・カンパニー
- ボストン コンサルティング グループ
外資系コンサルのなかでも知名度が高いとされているのが、コンサルBIG4です。
コンサルBIG4については以下の記事でも詳しく説明していますので、ぜひあわせてお読みください。

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外資系企業で働くメリット
数ある外資系企業で働くメリットのうち、とくに重要なものは次の3つです。
- 給料が比較的高い
- 実力主義で成果がそのまま評価に繋がる
- グローバルな視点で働くことができる
それぞれ、詳しく解説していきます。
給料が比較的高い
外資系企業は業界を問わず、給料が比較的高い傾向にあります。
給料の高さは働くモチベーション維持や生活水準の向上につながるため、外資系で働く大きなメリットの一つといえるでしょう。
外資系企業のなかでは給与水準が低い外資系メーカーでも、平均年収は800万円程度です。
日本の平均年収が約400万円であることを考えると、十分すぎる水準でしょう。
外資系銀行では平均年収が1,000万円を超える企業も多く、非常に夢があります。
実力主義で成果がそのまま評価に繋がる
外資系企業は実力主義の評価制度をもっていることが多く、成果がそのまま評価に繋がります。
仕事を頑張った分だけ昇給や昇進といったリターンが得やすいため、外資系で働くメリットの一つといえるでしょう。
海外にルーツがある外資系企業は、働く文化や価値観も欧米に近いのが基本です。
日系企業では成果よりも勤続年数や上司との関係、成果に至るまでの過程が重視されやすい一方で、外資系企業ではとにかく成果が重視されます。
勤続年数や上司との関係はそれほど考慮されないため、若手の頃から高い評価を得ることもできます。
ガツガツ結果を出して、昇給や昇進を目指していきたい人にとっては、いっそう大きなメリットになるポイントでしょう。
グローバルな視点で働くことができる
外資系企業で働くと、グローバルな視点で働けるようになります。
本社がある海外はもちろん、日本以外にも拠点を置くグローバル企業が多く、複数国にわたるプロジェクトを手掛ける企業もあるためです。
日本法人で働く際、メインの職場は日本であることが多いですが、事業としてはグローバルな規模である場合もあります。
日本国内での需要喚起だけではなく、他国への事業展開なども考えて仕事をしていくことになります。
日本法人で働きつつも、グローバルな視点をもったり、実際に海外に出張したりと、広く活躍の場を求める人にとっては外資系企業は非常に魅力的でしょう。
外資系企業で働くデメリット
残念ながら、外資系企業で働くデメリットもあります。
主なデメリットは、次の2つです。
- 日系企業よりもクビになるリスクが高い
- 福利厚生があまり充実していない
それぞれ、詳しく説明していきます。
日系企業よりもクビになるリスクが高い
外資系企業は日系企業よりもクビになるリスクが高いというデメリットがあります。
実力主義である分、結果を出せなかったことへの対応も厳しいためです。
外資系企業でクビになるのは本人の実力不足だけではなく、経営環境も影響します。
日経新聞の記事によると、世界的に経済リスクが高まった2009年以降、外資系の金融機関は大幅な人員削減(リストラ)を行っています。

文化として終身雇用が根付いている日系企業と比べると、外資系企業は人材の流動性が非常に高く、景気が悪いときは従業員を減らし、景気が良いときは従業員を増やしやすい傾向があります。
結果を出していても、そのときの経済状況によってはクビになってしまうリスクがあることは、外資系企業で働く大きなデメリットの一つといえるでしょう。
福利厚生があまり充実していない
外資系企業では福利厚生があまり充実していないのもデメリットの一つです。
福利厚生とは、企業が従業員に対して、労働以外の面でサポートしたり、補助を出したりする制度を指します。
従業員が豊かな生活を送りやすいよう、家賃を補助したり、子どもの数に応じて特別手当を出したりすることが該当します。
近年、働く環境の改善に注目が集まっていることもあり、日系の大手企業では福利厚生の充実が進められています。
一方、外資系企業では価値観や文化の違いから、日系企業ほど福利厚生の整備が進んでいない企業が多いのが実情です。
ただし、福利厚生がない分、給与の面で日系企業よりも高い水準であるという側面もあります。
給与によっては福利厚生がなくても、それ以上に恵まれた生活を送れる場合があるでしょう。
新卒で外資系に入るのは難しいのか?
ここまで、外資系で働くことのメリットやデメリットを紹介してきました。
外資系で働くメリットの大きさを考えれば、就活で外資系が高い人気を誇っていることも納得できます。
それでは、はたして新卒で外資系に入るのは難しいのでしょうか。
答えは、「難しいが、しっかりと対策を積み重ねていけば入社できる」です。
ここからは、新卒で外資系に入りたい人に向けて、外資系の選考を見据えた対策を紹介していきます。
新卒で外資系に入るために必須の対策
新卒で外資系に入るためにやっておきたい必須の対策を4つ紹介します。
- 自己分析
- 業界研究・企業分析
- ES添削
- 面接練習
いずれも、就活を進める上では欠かせない対策です。
人気のある外資系企業を目指す場合は、通常以上に力を入れて対策をしていかなければなりません。
一つずつ、見ていきましょう。
自己分析
就活の基礎となる自己分析を繰り返し行うようにしましょう。
外資系企業では、入社後のキャリア観や目標など、一般企業以上に将来に対する価値観を見られます。
生半可な自己分析では選考を突破することさえできません。
自己分析を行ったうえで、ES添削や面接で課題が見えたら再び自己分析をする。
これを繰り返していくことで自分の価値観や漠然とした思いをハッキリと言葉にしていきましょう。
業界研究・企業分析
業界研究や企業分析も、外資系への内定を目指すためには欠かせません。
外資系企業の場合、日系企業との違いや強みを明確にしておくことも大事です。
業界研究や企業分析は、志望動機を明確にするうえで非常に重要な対策です。
外資系企業は日系とは大きく異なる企業文化や労働への価値観をもっていることもあるため、しっかりと企業分析をしておかなければ入社後のミスマッチを招きかねません。
日系と外資系、外資系同士など、さまざまな観点から分析を進めておくようにしましょう。
ES添削
ES添削も忘れてはいけない必須対策の一つです。
多くの就活生が選考に参加する外資系企業では、日系と比較してもESのハードルが高く設定されている可能性があります。
他の企業でも使っているような内容を流用したり、誰にでも書けるような当たり障りのない内容を書いたりしていたら、まずESを通過させることはできません。
そうならないためにも、繰り返しESを書き、内容を洗練させていくことが重要です。
自己分析も並行して行い、内容に深みのあるESを書きあげていきましょう。
面接練習
就活でもっとも重視される面接も力を入れたい対策の一つです。
外資系企業の面接とはいっても、ほとんどは日系企業が行う面接と変わりません。
ただ、一部の質問や課題に外資系の特徴があることは押さえておきましょう。
その一つが、外資系コンサルでよく問われるケース面接です。
ケース面接とは、面接官が出してきた課題について、即席で解決策を考え、説明する面接形式です。
論理的に解決策を考えることや思考を整理することは、一朝一夕でできることではありません。
事前に準備を重ねて、どのような課題が出されても一定水準以上の回答ができる実力を身につけておきましょう。
以下の記事では、外資系コンサルの面接について例を交えて解説しています。
外資系コンサルを志望している人は、ぜひあわせてお読みください。

本気で新卒で外資系に入社したい人向けのオススメ対策
本気で新卒から外資系に入社したい人には、基本的な対策以外にもオススメの対策があります。
それは、就活塾です。
就活塾を利用すれば、基本的な対策を効率よく進められるうえに、就職後のキャリア観や将来像を描けるようになります。
他の就活生と差別化をしたい人は、就活塾を利用しておけば間違いありません。
ここからは、そんなオススメ対策である就活塾についてより詳しくご紹介します。
就活塾とは
就活塾とは、就活についての知識やノウハウをもとに、就活生の内定をサポートするサービスです。
受験の予備校や学習塾の就活バージョンと考えても良いでしょう。
学校と同じく集団講義型の就活塾から、動画教材メインの就活塾、完全マンツーマン指導の就活塾など、事業者によってサービス形態はさまざまです。
就活塾選びに悩んだ際は、マンツーマン指導と集団指導がバランスよく行うことができるかどうかを一つの基準にしましょう。
一つの問いに一つの解答があった受験とは異なり、就活では誰にでも当てはまる回答や正攻法がありません。
そのような状況で、対策の効果を最大限引き出すには、就活生一人ひとりの状況に応じて、きめ細かい対応ができるマンツーマン指導が必要です。
しかし、就活には期限があるので、全ての対策をマンツーマンでおこなっていると、効率が悪く、間に合いません。集団指導であれば、カリキュラムに沿って対策を進めるため、ある程度スピード感をもって対策を進めることができます。
そのため、バランス良くマンツーマン指導と集団指導を使い分けることのできる就活塾を選びましょう。
就活塾はやばい?
SNSやGoogle検索で、「就活塾はやばい」というフレーズを見ることがあります。
残念ながら法外な利用料金をとろうとするやばい業者がいるのは事実です。
ただ、ほとんどの就活塾は就活生のことを第一に考え、内定に向けたサポートをしようと必死でノウハウを磨いています。
やばい就活塾の特徴を押さえておけば、やばい就活塾に騙される可能性を限りなく低くできるでしょう。
やばい就活塾の見分け方については、以下の記事で詳しく解説しています。
就活塾選びに悩んでいる人は、ぜひ一度お読みください。

オススメの就活塾
数ある就活塾の中で、もっともオススメの就活塾はAbuild就活です。
外資系銀行出身の新井翔太氏が創設した就活塾で、外資系銀行、外資系コンサル、商社などの超難関企業への就活実績が多数あります。
その強みは、なんといっても他の就活塾とは比べ物にならないほど手厚いマンツーマン指導と、効率重視の集団指導がバランスよくカリキュラムにあること。
業界の第一線で働くビジネスパーソンやOB・OGが講師を務め、就活生一人ひとりの進度や志望に合わせてカリキュラムを組んでいくのが特徴です。
また、外資系企業は、フェルミ推定やケース面接などの特別な対策が必要です。
Abuild就活は、フェルミ推定やケース面接の対策を万全に行い、外資系企業への内定実績を多く輩出しています。
外資系企業の就活に関するよくある質問
ここからは、外資系企業の就活でよくある質問をまとめていきます。
- TOEICは必要?
- MARCH以下の大学だと入社できない?
- 外資系の選考は早いって本当?
一つずつ見ていきましょう。
TOEICは必要?
外資系の選考で、TOEICは必ずしも必須ではありません。
もちろん、募集要項に「TOEIC○○点以上」という条件がある場合は、きちんと基準点以上をとって選考に臨む必要があります。
しかし、選考参加の条件にTOEICがない場合は、TOEICを受けたことがなくても十分に内定を狙えます。
TOIECの点数以外のスキルや自分の魅力を伝え、いかに企業に貢献できる人材かをアピールできるようにしましょう。
TOEICは必須ではないものの、英語力に自信のある人は積極的に受けておくのがベターです。
明確な基準はありませんが、TOEICで900点以上を確保できていれば、外資系の選考でも評価される可能性が高まります。
頑張りましょう。
MARCH以下の大学だと入社できない?
MARCH以下の大学でも外資系企業に入社できます。
高学歴ばかりが入社するイメージのある外資系銀行、外資系コンサルの実際の内定実績を見てみましょう。
実績は、リクナビやマイナビなどの就職情報サイトに載っています。
旧帝大や早慶など、有名大学の名前が多いのは事実ですが、MARCHや日東駒専、偏差値的には50を下回る大学も実績を挙げています。
スキルや経験が伴っていれば、内定をもらえるのが外資系の就活です。
学歴で内定を諦める必要はありません。
外資系の選考は早いって本当?
外資系に限らず、近年は就活がどんどん早期化しています。
外資系は日系に比べても早期から就活が始まっており、大学3年の夏休み前後に内定が出ることも珍しくありません。
ポイントは、夏休みや冬休みといった長期休みに開かれるインターンへの参加です。
外資系企業の場合、インターンが事実上の選考になっているケースがあります。
インターン参加のために選考がある場合も多いため、外資系企業を目指す場合は大学3年になるころには就活準備を始めておくようにしましょう。
【まとめ】新卒で外資系に入るのは難しい!計画的に準備しよう!
新卒で外資系に入ることについて解説してきました。
多くの優秀な就活生が選考に参加する外資系企業に、新卒で入社するのは難しいのは事実です。
しかし、決して不可能ではありません。
外資系企業に目標を定め、計画的に就活準備を進めていけば十分に内定を狙えます。
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