- 就活を始めたいけど、どうしたらいいかわからない
- 就活取り組んでいるけど、つまづいている
- 就活をするにあたり、ヒントが欲しい

大学3年生になると、一気に周りの学生たちが就活ムードに入ることがあります。
「まだ大丈夫だろう」と思って学生生活を楽しんでいると、気づけば手遅れになっていることも…。
社会人生活のスタートを左右する就活。せっかくなら、希望や理想をかなえたいですよね。
そこでこの記事では、大学3年でまだ就活の準備を何もしていない人に向けて、就活の基礎知識や対策を紹介していきます。
この記事一本で就活のあれこれを一気に学べますので、ぜひ最後までお読みください。
・大学3年前半に就活準備を始められると理想的
・スケジュールを把握して、計画的に準備を進めよう
就活準備を何もしてないのはやばいのか
そもそも、就活準備を何もしていないのはやばいのでしょうか。
結論から言いましょう。
やばいです。
内閣府が毎年公表している「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査」というデータがあります。
2021年11月に公表されたこの調査を見てみましょう。
就活準備の入り口とも言える、「企業分析」や「業界研究」を始めた時期について尋ねたところ、大学3年の3月までに96.3%の学生が企業分析・業界研究を始めています。
企業の面接などがスタートする大学4年6月には、99.5%の学生がスタートしています。
つまり、ほとんどの学生は大学3年の間になにかしらの就活準備を進めているわけです。
また、当然ながら面接の直前にはほぼ全員が準備に取りかかります。
就活準備をなにもせず、就活を始めようとするのは非常に少数です。明らかにやばいといえるでしょう。
就活をスムーズに進めるためには、可能なかぎり早い時期から就活準備を始めるべきです。
実際、いつのタイミングで始めると良いのでしょうか。
大学3年前半に就活を始められるとベター
就活準備を始めるタイミングとして、大学3年の前半がオススメです。
年度始めの4月から、夏休みくらいのタイミングです。
さきほども紹介した内閣府の「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査」によると、大学3年の7月までに企業分析や業界研究を始めている就活生は、全体の30.9%しかいません。
この時期から就活の準備を始めるだけで、残りの7割近い学生からリードできるでしょう。
また、学生が長期休みに入る夏は、選考活動に力を入れている企業が中長期のインターンを実施する季節でもあります。
企業によっては、インターンが事実上選考活動の一環になっていることもあり、早期内定につながる可能性があります。
ぜひ、夏前に準備を始められるようにしましょう。
早めに就活準備を始めて内定を勝ち取ろう
自分の志望する業界や企業に入る一番の近道は、時間をかけて就活に向けた準備をし、本番に臨むことです。
近年は、企業が夏や冬の長期休みに中長期のインターンシップを行うことも増えており、早め早めの準備が内定に結びつきやすくなっているといえます。
もし、この記事を読んでいるあなたが、まだ就活の準備を何もしていないなら、今すぐにでも準備を始めましょう。
そして、あなたが望む業界や企業に就職しましょう。
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何もしていない人が知るべき就活の知識
はじめに、まだ就活で何もしていない人が最初に知っておきたい基礎知識をご紹介します。
知っておきたい基礎知識は以下の3つです。
- 24卒のスケジュール
- 通年採用をしている企業の増加
- 大学3年3月までの準備が鍵である
それぞれ解説します。
24卒の就活スケジュール
就活でまず押さえるべきなのは、スケジュールです。
いつごろからエントリーが始まり、ESをの提出や面接があるのか。
スケジュールを知った上で、いつまでに準備を終わらせておくべきなのかを確認していきましょう。
24卒の就活で押さえたい節目は、2つあります。
- 大学3年の3月
- 大学4年の6月
大学3年の3月は、企業による広報活動が解禁になります。
就活生側から見ると、就活情報サイトのオープンや、企業説明会の開始、選考へのエントリー開始などがあるのがこの時期です。
早い企業では、「あなたに内定を出すことを約束します」という内々定を学生に与え始めることもあります。
この次の節目が、大学4年の6月です。
この時期から、企業の選考活動が解禁となります。
つまり、面接が始まり、内定が出るのがこの時期です。
一般的な傾向として、規模の大きい企業が早い時期に選考活動をはじめ、その後次第に規模の小さい企業が選考活動を始めます。
このため、大企業の内定がとれなければ中小企業、中小企業の内定がとれなければ零細企業…といった段階で選考に参加していくことになります。
ただ、近年ではこのような就活スケジュールとは異なる選考を実施する企業も増えてきています。
通年採用をしている企業が増加
大学3年3月、大学4年6月という節目に合わせて選考活動を行う企業が主流である一方、近年では通年採用をしている企業も増えてきています。
通年採用とは、「何月に選考を行う」と決めず、志望者がいた場合適宜行ったり、毎月のように選考活動を実施したりする採用手法のことです。
このような採用を行う企業は、主に次のような企業・業界に多く見られます。
- ベンチャー企業
- IT企業
- 外資系企業
通年採用を実施している企業では、大学3年の間に内定が出ることも珍しくありません。
このような企業の選考に参加することは、大学4年6月以降の本選考に向けた練習にもなります。
自分の興味がある業界や企業が通年採用を実施しているなら、ぜひ選考への参加を検討してみましょう。
大学3年3月までの準備が鍵
では、就活のスケジュールから逆算して、就活の準備を終わらせておくべきタイミングを考えてみましょう。
答えは、大学3年の3月です。
「まだ選考も始まっていないタイミングで、準備を終わらせておく必要はないんじゃない?」
こう考える人もいるでしょう。しかし、その考え方は危険です。
大学3年3月は、たしかに就活情報が解禁されるだけのタイミングです。
しかし、そのタイミングから企業によってはESの提出が始まります。
この時期まで何も準備を進めていないと、企業分析や業界研究、選考に参加する企業の絞り込みと同時に、ESの添削を急ピッチで進めなければなりません。
要領の良い人ならまだしも、そうではない人にとっては、このようにやるべきことが山積する状況は非常に強いストレスになります。
一つひとつの対策や準備に時間をかけにくくなるため、内定をもらえるレベルのESや面接応対に仕上げることも難しくなるでしょう。
余裕をもって就活に臨むためには、就活が本格化する大学3年3月以前に、ある程度準備を終わらせておくべきです。
何もしてない人が始めるべき就活準備
就活準備を何もしていない人は、まずなにから手をつければ良いのでしょうか。
まず、次の5つから始めてみましょう。
- 自己分析
- 企業分析・業界研究
- 説明会やセミナーへの参加
- ES
- GD・面接練習
上から順番に取り組みやすく、重要な項目になっています。
一つずつ、詳しく説明します。
自己分析
就活準備のうち、もっとも重要なものの一つが自己分析です。
自己分析とは、自分のスキルや考え方、趣味や嗜好について分析し、言語化していくことです。
例を挙げてみましょう。
志望動機を考える際、「なにがなんでもA社に入りたい」という思いがあるとしましょう。
この「A社に入りたい」という思いが、どういった自分の経験からきているのかを考えます。
もしかしたら、A社の製品・サービスで自分の人生が変わった経験があるかもしれません。
もしくは、自分自身ではないものの、A社の製品・サービスがなにかを変化させたのを見たことがあるのかもしれません。
このように、自分の中にある漠然とした思いを言語化し、その理由や根拠を突き詰めるのが自己分析です。
就活では、ESや面接など、自分の思いを言葉にすることを迫られる場面が多々あります。
このときに、落ち着いて自分の考えを相手に伝えられるよう、事前に自己分析を深めておく必要があるのです。
また、自己分析の作業を通じて、自分でも気づいていなかった自分の長所や志向に気づくこともあるでしょう。
これは、選考に参加する企業・業界を絞ったり、ESや面接の自己PRを考える際に非常に役立ちます。
特別な道具も必要ないため、自己分析は比較的取り組みやすい就活準備です。
まだ何もしていない人は、まず自己分析から始めるようにしましょう。
企業分析・業界研究
企業分析・業界研究も就活準備の重要な要素です。
企業研究とは、ある企業について、その強みや弱み、製品・サービスの種類などについて調べることを指します。
業界研究は、特定の業界についての情報、企業の勢力図などを調べることです。
企業分析や業界研究をするのには、いくつか理由があります。
選考に参加するかどうかを決めたり、志望動機を考えたりするために必要なのはもちろん、本当に自分がその企業・業界で働きたいのかを確かめるという側面もあります。
企業分析や業界研究を深めていくと、生活者や消費者の目線からは気づかなかった製品・サービスの弱みに気づいたり、企業としての弱点に気づいたりすることもあるでしょう。
なんとなく良いイメージをもっていた企業が、何度も不祥事を起こしていたり、実は本業とはまったく違う分野で収益を上げていたりすることもありえます。
就活は、自分の社会人生活のスタートダッシュを左右する重要なイベントです。
スタートでつまずくことのないよう、企業や業界選びを慎重に進めるようにしましょう。
説明会やセミナーへの参加
大学や企業が主催する説明会やセミナーに積極的に参加しましょう。
とくに、企業が主催する少人数向けの説明会・セミナーはオススメです。
多くの企業が参加している合同説明会や、多くの学生が参加する大学主催の説明会と比べ、説明会に来ている採用担当者との距離が近く、OB・OG訪問を依頼したり、リクルーターがついたりする可能性があるためです。
リクルーターとは「採用担当」のことで、就活では主に学生と面談などを行い、自社の選考に誘導する役割のある人を指します。
企業によってはリクルーターによる選考と通常の選考フローを別にしているため、リクルーターをつけてもらうことは内定への近道にもなります。
積極的に、説明会やセミナーに参加するようにしましょう。
ES
ある程度自己分析を深められたら、実際にエントリーシート(ES)を書いてみましょう。
ESとは、選考に参加する際、企業に送る履歴書のようなものです。
氏名や経歴(学歴)など通常の履歴書にもある項目のほか、「なぜその企業を受けようと思ったのか(志望動機)」「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」などの質問項目があります。
企業によっては、過去学生に提出を求めたESがネットに出回っていることがあります。
また、就活情報誌や本にも過去のESが掲載されていることもあるため、自分が受けたい企業や業界のESがないか調べてみるようにしましょう。
実際にESを書いてみると、うまくESの質問に答えられなかったり、説得力のある文章を書けなかったりすることに気が付きます。
自分のESの問題点を洗い出し、何度も書き直すことで、内定レベルのESを書けるようになります。
可能なら、他人にESの添削をしてもらうようにしましょう。
自分一人でESの問題点を探すよりも、より客観的な意見をもらえるため、効率的にESのレベルを高められるでしょう。
GD・面接練習
グループディスカッション(GD)や面接の練習も、内定をもらえるかどうかを左右する重要な要素の一つです。
筆記・WebテストやES、面談などさまざまな選考フローの中で、企業がもっとも重要視しているのが面接やGDです。
WebテストやESの出来があまり良くなくても、面接やGDの出来が良ければ内定を得られるかもしれません。
最近では、大学や就活情報を扱う企業の主催で、GDや面接練習を行うセミナーも増えています。
他にも、ゼミや研究室の友人同士で面接練習をする場合もあるでしょう。
他人の協力が必要な面接やGDの練習は、取り組める機会に限りがあります。
数少ないチャンスを逃さないよう、積極的に活動していきましょう。
何もしていない就活生が他人と差をつける対策
まだ何も準備をしていない就活生が、他人と差をつけることは可能なのでしょうか。
もちろん、可能です。
どうしても内定のほしい企業がある人は、次の3つの対策に取り組んでみましょう。
- 就活塾を利用する
- 長期インターンに参加する
- OB・OG訪問をする
一つずつ、詳しくご紹介していきます。
就活塾を利用する
就活塾を利用することは、他の就活生と差をつけるもっとも効果的な方法です。
就活塾とは、ES添削や面接練習などの対策を行える予備校や学習塾のようなものです。
他の就活生では取り組める機会が限られている、ES添削や面接練習に何度も取り組めるなど、就活塾ならではのメリットが多数あります。
また、講師陣に各業界のOB・OGがそろっていることも多いため、プロと話をしながら自己分析を深めたり、企業分析を勧めたりすることも強みといえるでしょう。
デメリットは、お金がかかることです。
しかし、就活は社会人生活のスタートを左右する重要なタイミングです。
良いスタートダッシュをするための必要経費と考えれば、決して高い出費ではないとわかるでしょう。
長期インターンに参加する
夏休みや冬休みに企業が実施する長期インターンに参加するようにしましょう。
企業によってインターンの形態はさまざまで、企業の実務に似せたワークに取り組むインターンもあれば、実際に従業員と机を並べて仕事をするようなインターンもあります。
長期インターンに参加するメリットは、その企業の選考に有利に働く可能性があることです。
早期選考を実施している企業の場合、長期インターンの参加者から複数名に内定が出ることは多々あります。
早期選考がない場合でも、本選考で通常とは違う選考フローになったり、面接が免除になったりするケースがあります。
志望度の高い企業が長期インターンを実施している場合、ぜひ参加しましょう。
ただ、長期インターンへの参加には、選考があることが多いです。
本選考と同じようなESを書いたり、面接を受けたりする必要がある企業もあります。
長期インターンに参加するためにも、早い段階から就活準備を始めておく必要があることは注意しておきましょう。
OB・OG訪問をする
OB・OG訪問を繰り返すことでも、他の就活生と差をつけることが可能です。
OB・OG訪問をするメリットは、企業が説明会などで公にしづらい情報を得られたり、職場の雰囲気を聞いたりできることです。
同じ業界の複数の企業でOB・OG訪問ができれば、業界研究や志望動機の考察をより深められるでしょう。
世代が近い人ならば、就活の話を聞いたり、ESの添削をしてもらったりすることもできます。
熱心にOB・OG訪問を繰り返す学生はそれほど数が多くないこともあり、他の就活生との差別化にはオススメの対策の一つです。
【まとめ】何もしていなくても、計画的に準備をすれば就活は大丈夫!
就活の準備について紹介してきました。
この記事を読んだあなたは、「なにもしていないけど、就活大丈夫かな…」と漠然とした不安をもっていることでしょう。
大丈夫です。
仮にあなたが就活の準備を何もしていなくても、計画的に準備を進めていけばかならず内定を勝ち取れるでしょう。
それでも不安な人は、就活塾の利用を検討しましょう。
一人で対策をする就活と、専門的な知識と多くの経験を兼ね備えたプロの指導のもと取り組む就活では、気持ちの面での負担感が大きく異なります。
納得のいく就活をするため、最大限自分にできることをしてみましょう。
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