- 就活を始めたいけど、どうしたらいいかわからない
- 就活取り組んでいるけど、つまづいている
- 就活をするにあたり、ヒントが欲しい

就職活動を始めると、「就活塾」という言葉を聞くことがあります。
SNS上で見かけることもあれば、企業説明会の周りで配られているチラシでみることもあります。
ただ、大学受験で使った予備校や学習塾と比べると、就活塾がどのような団体なのか、具体的なイメージは持ちにくいですよね。
そこで今回の記事では、就活塾とはいったいなんなのか、学べる内容や料金について解説していきます。
・料金の相場は15~20万円ほど
・自分に合った就活塾を選ぶことが大事
就活塾とは
就活塾とは、就職活動で内定を得るために必要な知識や技術を学び、実践することができる塾です。
「就活塾」のほかにも、就職塾・就活予備校・就活スクールなどさまざまな呼び方があります。
就活塾の規模もさまざまで、人材育成企業が手掛ける全国規模の就活塾もあれば、個人経営で特定の地域にのみ拠点を置くような就活塾もあります。
就活塾によっては、得意とする業種や業界が異なることもあり、学生は自分の希望に合わせて就活塾を選ぶことで、より効率よく就活を進めていけるようになるでしょう。
それではもう少し具体的に、就活塾で学ぶ内容や料金体系について、ご紹介しましょう。
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就活塾で学べること
一般的に就活塾で学べるのは、主に次の4点です。
- エントリーシートの書き方
- グループディスカッションや面接の練習
- ビジネスマナー
- 進路相談
中には、就職した後にもしっかり活かせる社会人としての基本能力を鍛えられる就活塾もあります。
エントリーシートの書き方
まず、エントリーシート(ES)の書き方を学べます。
ESを見て、「この学生と面接しよう」と思ってもらえなければ、そもそも就活のスタートラインにすら立てません。
それだけ、ESは重要な役割があります。
ESは一般的に学生の経歴の他、「志望理由」「自己PR」といった内容を書くことがほとんどです。
しかし、企業によってはさらに特殊な項目が用意されていることもあります。
企業がESを通じて何を知ろうとしているのか。
そのように書けば、ESを通じて自分の伝えたいことを伝えられるのか。
このようなことをすべて一人で考え抜き、実行できる学生は多くありません。
就活塾では、そんなESの書き方を教えてもらったり、添削してもらったりできます。
グループディスカッションや面接の練習
就活塾では、近年採用活動に取り入れる企業が増えてきたグループディスカッションや、面接の練習ができます。
グループディスカッションにも、さまざまな種類があります。
あるテーマについて「賛成」「反対」に分かれて議論するディベート形式のもの。
「Aという商品を売るには」と課題を与えられて、その答えを複数人で考えていく課題解決型のもの。
企業の求める人材像によって、ディスカッションの中身は大きく変わります。
複数人での活動に慣れていない学生にとっては、就活の鬼門になりうる選考過程の一つです。
面接もさまざまなタイプがありますが、基本的には企業の人と学生が向き合い、企業が学生の話を聞く場と言えます。
グループディスカッションと面接に共通するのは、議論や話の中で、いかに自分の考えや思いを伝えられるのかという力を見られる点です。
自分の考えや思いをわかりやすく伝えられるようになるには、経験を積むのが一番です。
就活塾では、グループディスカッションや面接の練習を繰り返し、講師からフィードバックをもらえます。
そのため、
- 自分の話し方では何が伝わって、伝わらないのか
- どう改善していけばいいのか
このような気づきを得ることができます。
ビジネスマナー
就活塾によっては、社会人になってからも役立つビジネスマナーを身につけられる所もあります。
ビジネスマナーというと、名刺の渡し方やおじきの角度をイメージする人もいるでしょう。
もちろんそれもビジネスマナーではありますが、本来のビジネスマナーはさらに多岐にわたります。
話し方や敬語の正しい使い方、身だしなみや電話のとり方など、数えればキリがありません。
普段生活する中ではなかなか注意されることもありませんが、就活塾では社会人経験のある講師陣からの指導を受けられます。
とくに、普段の生活の中で社会人と接する機会が少ない学生にとっては、非常に有意義と言えそうです。
進路相談
まだ志望業界や企業が定まっていない学生には、進路に関する相談を行います。
学生の過去の経験や性格、思考から、どのような業界が向いているのか、どのような職業がいいのかを一緒に考えていきます。
本来、キャリアについての考えは自己分析を通して学生自身が深めていくべきものです。
ですが、実際は社会に出てみないとわからないことも多く、学生のときから明確なキャリア観を築くのは難しいでしょう。
就活塾では、進路指導の経験も豊富な講師陣が面談することで、学生が将来のキャリアも踏まえた上で、就活の軸や方向性を作っていく手助けをしています。
就活塾の仕組み
就活塾に入ろうと思った時、次に気になるのはどのような仕組みなのかです。
会員制なのか、講義のたびにお金を払うのか、といった料金体系のことですね。
就活塾によって異なりますが、大きく分けると次の3種です。
- コース制
- 月額制
- 講座制
細かく見ていきましょう。
コース制
よくあるのは、業界別,職種別,学生の大学別にコースが分かれていて、対応したコースを選ぶ方式です。
もちろん、ES添削・面接対策・グループディスカッション対策といったように、指導内容ごとにコースが分かれている場合もあります。
指導を受けられる期間や回数もコースによって異なる場合があるので、利用の前によく確認する必要があります。
月額制
一定の月額を払い、指導を受けられる就活塾もあります。
いわゆる「サブスク」のサービスです。
月額制の就活塾では、入塾している期間は無制限に指導を受けられるところも多いようです。
短期間に集中し、就活塾を使い倒したい学生は月額制の就活塾を選ぶべきかもしれません。
講座制
講座ごとに料金が発生するタイプの就活塾もあります。
学生によっては、「面接には自信があるけど、ESに自信がない」「ESは書けるけど、ディスカッションが苦手」という風に、採用過程の一部分だけ改善が必要な場合があります。
講座制の就活塾は、自分の課題に応じて、必要最低限の講座だけを受けられる強みがあります。
明確に自分の弱点や改善点を意識できているなら、講座制の就活塾の利用を考えてみましょう。
その他
これまでに紹介したコース制・月額制・講座制を組み合わせたような就活塾もあります。
基本的には月額制で、特別な講座や指導を受けるために別料金が必要になるようなケースです。
このように、就活塾によってさまざまな料金体系があります。
就活塾を選ぶ際には、自分の目的や課題に合わせて、もっとも効率的に学べる仕組みの就活塾を選ぶようにしましょう。
就活塾の料金
就活塾に通った場合、どの程度のお金がかかるのでしょうか。
就活塾によって指導の内容や仕組みが大きく異なるため、ざっくりとした話をご紹介します。
相場は15〜20万円
一般的に、大学3年生から内定を得るまでにかかる料金の相場は、15〜20万円とされています。
あくまでも平均の話であるため、指導内容が充実していればいるほど、料金が高くなる傾向にあります。
大手就活塾の料金
参考までに、大手就活塾の料金をまとめてみます。
Abuild就活 | 無料カウンセリング後に、その人に合ったプランをカスタマイズしてご紹介 |
就活指導塾 | 【長期個人指導の場合】 着手金30万円(税別)+成功報酬30万円(税別) |
キャリアアカデミー | 【フルサポートコースの場合】 29万7千円(税込み、一括支払い) |
内定塾 | 【フルサポートコースの場合】 43万9780円(税込み) 最も安いコースは、税込み9万9千円 |
内定ラボ | 【フルサポートコースの場合】 13万8千円(税込み) |
就活ワークス | 【90分×10回のセミナーとフォローアップ】 8万4千円(税込み) |
塾によってかなり料金に差があることがわかります。
基本的には、無制限に指導を受けたり、指導を受ける期間が長かったりすれば料金は高くなる傾向にあります。
指導回数に制限がある場合は、料金も低めです。
無料相談後に公開の塾も
公式サイトでコースや講義の料金を公開している就活塾がある一方で、無料相談や面談の後に料金を公開する塾もあります。
料金が明示されていないと「怪しい」と思う人もいますが、過度な心配は必要ありません。
人に合わせて適切なコースを案内するため、あえて料金を明示していない塾もあります。
高いコースと安いコースがあると、本来は高いコースを選ぶべきなのに、安いコースを選んでしまう人がいるかもしれませんからね。
必ずしも、「料金が公開されていない就活塾は怪しい」というわけではないので、気になる就活塾の無料相談や面談には、怖がらずに参加してみましょう。
就活塾が人気な理由
就活塾が人気になってきたのは、2000年代に入ってからのことです。
今では、就活を始めると一度は就活塾のことを聞くようになりました。
なぜ就活塾はここまで人気になったのでしょうか。その理由は以下の3つです。
・就活への不安
・厳しい就職活動
・就活塾の圧倒的な実績
就活への不安
実際に就活を始めると分かりますが、「自分の将来を左右される」「希望の企業には入れないかもしれない」といった不安に常にさらされることになります。
このことは、数字にも表れています。
就活情報の調査を手掛ける「ディスコ」が2023年卒の学生を対象に実施した意識調査では、計90.5%の学生が「とても不安」「やや不安」と答えています。(2021年9月後半時点)。
不安の理由には、「就活をうまくこなせるか心配」「インターンに落ちることが多かった」などの声があり、学生が就活に対する漠然とした不安を抱いていることがわかります。
このような不安を解消するため、就活の方向性や自分を見つめ直す機会をもらえる就活塾を利用する学生が増えていると言えます。
厳しい就職活動
厳しい就活の状況も、就活塾が人気である背景にあります。
「ディスコ」が2022年卒の学生を対象に実施した、2021年10月1日時点の内定率の調査では、内定を得ている学生は88.4%でした。
一時期の内定率よりは改善されたものの、依然として10人に1人が内定を得られない状態が続いています。
10人に1人と言ってしまうと、そこまで数が多く感じないかもしれません。
でも、もしその1人がアナタだったらどうでしょうか。
行きたい企業には行けず、代わりに受けた志望度の低い企業からも次々と「お祈りメール」が届く。
もしかしたら、最後まで内定がとれず、就活浪人になるかもしれない。
そう考えると、10%が内定を得られていない現状は、非常に大きな不安につながるのです。
自分が、内定を得られない10%にならないため、就活塾を利用する学生が増えていると考えられます。
就活塾の圧倒的な実績
就活塾が毎年の就活を通じて、圧倒的な実績を積み上げてきたことも人気の一つです。
例として、Abulid就活の実績の一部をご紹介します。
- アクセンチュア
- IBM
- 伊藤忠商事
- 三菱商事
- 電通
- 日本銀行
このように、各業種・分野のトップランナーとも言える企業への内定実績があります。
実績があるということは、言い換えればその業界や分野で内定を得るための知識や指導ノウハウをその就活塾が持っているということでもあります。
このように、就活塾の積み上げてきた実績が強みとなって、有名企業への就職を希望する学生を中心に、人気が出てきました。
「就活塾とは?学べる内容や料金について紹介!」まとめ
就活塾で学ぶ内容や、料金体系について紹介してきました。
実際のところ、就活塾ごとに運営方針や強みをもつ業界が違うため、指導内容や授業料にも大きな違いがあります。
指導方法一つとっても、学校の授業と同じく知識を詰め込むような講義をする就活塾もあれば、「就活コーチング」という、学生の力を引き出す方針の指導をする就活塾もあります。
どの就活塾が良いのかは、自分が志望する業界や、自分の能力によって異なるでしょう。
自分が、就活についてどこまで知っているのか、どのような力を持っているのかを見つめ直して、就活塾を選ぶようにしましょう。
トップ企業から内定をもらいたい君へ。

「自分が行きたい企業に本当に内定がもらえるか不安……」
「できればトップ企業からの内定が欲しい!」
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就活でよりハイクラス層の企業を志望するなら、どのように攻略するべきかをしっかり考える必要があります。
周りに就活で成功していて客観的なアドバイスをくれる人がいるなら、頼ってみてもいいかもしれません。
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