就活塾とは?内容やメリット・デメリットを解説!

就活を始めるとキャリアセンターや就活エージェントといったサポートを受ける方がいますが、その中に就活塾というサービスがあります。
塾というと大学予備校のような仕組みをイメージする方が多いですが、就活塾とは一体どんなところか理解している方は少ないでしょう。
そこで今回は就活塾とはどんなところか、利用するメリット・デメリットについて解説していきます。
目次

26卒のあなたにおすすめ

トップを狙うなら、Abuild就活!

就活塾とは

就活塾とは、就活に必要なスキル・知識を会得するための教育サービスのことです。

特にESの書き方や添削、面接の受け答え、グループディスカッションなどの選考対策、キャリアを考えるためのフレームワークをこなすカリキュラムとなっています。

学生が就活塾に通うことでトップ企業への内定が狙えるだけでなく、将来のキャリアビジョンを明確にし、それを叶えられるよう促すことを目的としています。

就活塾で学べることとは

就活塾とは

就活塾では以下の4つの内容を学べます。

エントリーシートの書き方

エントリーシートでは志望動機や自己PRなどを文章で答え、その答案を基に面接も進んでいきます。

しかし、1人でESを作ると自己流でちぐはぐなESとなり落とされる、選考で通ってもESと面接の受け答えのズレが生じて落とされる確率が高くなります。

もちろん失敗から学んで改善していけるなら構いませんが、自分一人じゃなかなか上手くいかないという時こそ就活のプロに見てもらうことで見違えるESが作れるのです。

グループディスカッションや面接の練習

就活塾では実際の選考に備えたオンライン・対面の模擬面接、グループディスカッションなどの対策が可能です。

これは同級生同士で行う人もいますが、どうしても学生目線だと面接官目線のアドバイスができません。

しかし、就活塾であれば採用経験のある方や難関企業の選考を突破したような人が指導してくれるため、選考突破率が格段に上がるでしょう。

Abuild就活編集部
社会人のビジネスマナーの指摘もできるため、面接官ウケの良い振る舞いも身につきますよ!

進路相談

就活ではついつい内定を取ることにフォーカスしがちですが、その本質は「自分に合った仕事ができる会社に就職する」ことです。

しかしながら、なんとなく大手志望の学生がいたり、志望度は高くないけど内定が出たところに入社したりする学生が一定数いて、入社後にミスマッチングが起こっています。

内定に執着しすぎるとミスマッチングが起こるため、そうならないように自己分析の段階で「自分が何をやりたいのかの方向性」を見つけなければなりません。

就活塾では多様な経験を積んだ講師が、就活生と共に本当に合う仕事・企業がどこなのかを一緒に探してくれますよ。

Abuild就活編集部
ただ大手に行くのではなく、自分に合う大手に入社することで会社で活躍しやすくなります!

就活塾に通うメリット・デメリット

つづいて、就活塾に通うメリット・デメリットをまとめました。

メリット デメリット
就活が効率化す
難関企業の内定率がアップする
料金がかかる
努力は必要

就活塾に入ると、効率的に内定が取れるカリキュラムが組まれているので、それに従うだけでスムーズに内定が取れるようになります。

Abuild就活編集部
「一人で何やればいいの?」と抱え込む心配もありません!

また自己分析や業界理解はもちろん、選考対策もバッチリ行うので、一人でやるより数段上の企業の内定も十分に狙えますよ。

例えばAbuild就活でも中堅大学から外資系コンサルファーム、外資系メーカー、国内大手企業などの内定者を数多く輩出しています。

一方で就活エージェントとは違って無料ではなく、数十万円の費用もかかってしまいます。

しかし、就活塾に入ってトップ企業の内定がつかめれば、生涯年収が億単位で変わってくるので、そのチャンスを逃してもいいのかどうかをよく考えましょう。

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就活塾の種類とは

つづいて、就活塾にはどのような種類があるのかを解説します。

コース制

期間や志望業界、指導回数によって、コースが分かれているものを指します。

就活塾のコースの例
  • 「3ヶ月コース」「無期限サポートコース」など指導回数・期間で分かれるコース
  • 「エントリーシート添削コース」「面接対策コース」など指導内容で分かれるコース
  • 「エアラインコース」「マスコミコース」など業界に特化したコース

特にまだ業界・業種を決めていないという場合は、指導期間・指導回数で選ぶのが良いでしょう。

月額制

こちらは短期集中で数カ月間通う月額制の就活塾です。

コース払いの就活塾より安く受講できるため、部活や研究等で時間が取りづらい学生には向いているかもしれません。

講座制

こちらは面接特化コース、ES添削コースといった特定の対策に絞ったコースです。

自分が対策しておきたいものだけを選べるため、コストも安価ですし上手く使いこなすと非常にコスパは良いでしょう。

就活塾の料金とは

つづいて、就活塾に通った場合の費用感を紹介します。

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相場は15〜20万円

一般的な就活塾の相場は15〜20万程度とされています。

しかし、料金が安くなるほどサービスの質が低い、指導回数・期間が短い場合もあるものです。

逆に料金が上がると、ES・面接対策が受け放題、講師の質が非常に高いなどサービス全体の質が高まります。

Abuild就活編集部

本当に実力があるところは格安ではやっていません

大手就活塾の料金

参考までに大手就活塾の料金をまとめてみます。

就活塾 料金
Abuild就活 無料カウンセリング後に、その人に合ったプランをカスタマイズして紹介
就活指導塾 長期個人指導の場合:着手金30万円(税別)+成功報酬30万円(税別)
キャリアアカデミー フルサポートコースの場合:297,000円(税込)
内定塾 フルサポートコースの場合:439,780円(税込)
内定ラボ フルサポートコースの場合:138,000円(税込)
就活ワークス 90分×10回のセミナーとフォローアップ:84,000円(税込)

大手の手厚いサポートのコースを選んだ場合は30〜40万円あたりが相場となってきます。

就活塾に入塾するベストタイミングとは

就活塾に入るベストタイミングは大学3年の4〜5月頃です。

なぜなら最近はインターン経由での早期内定や本選考の優遇があるため、サマーインターンの合否の重要度が極めて高いといえるからです。

また外資系企業を受ける場合は本選考が大学3年の秋〜冬となるため、大学2年の冬までに入っておくのが望ましいでしょう。

本選考の直前に入っても対策が間に合わなくないので要注意です

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就活塾を利用すべき人・利用すべきでない人

就活塾を利用すべき人と利用すべきでない人をまとめると以下のようになります。

利用すべき人 利用すべきでない人
倍率の高いトップ企業を目指す人
ESや面接で失敗続きの人
外資系企業の選考を受ける人
就活のやる気がない
一人で志望企業の内定が楽々取れる人

特に難関企業となると東大や早慶を始めとする難関大の学生たちとの競争となるので、就活塾に頼らないと内定の確率は非常に低いものです。

また外資系企業など特殊な選考のある企業も、最新情報をキャッチアップしている就活塾を活用することで、ライバルを一歩リードできますよ。

一方で就活塾のカリキュラムは量が多いため、就活へのやる気が低いような人は挫折する可能性が高いため向いていません。

他にも一人で楽々と志望企業の内定が狙えるような引く手あまたのスキル・経験を持つ人材も必ずしも就活塾に頼る必要はないでしょう。

正しい就活塾の選び方とは

就活塾には優良な塾もあれば、悪質な塾もあります。

ここではどのような就活塾を選ぶと納得のいく結果を出せるのかを解説します。

内定実績が充実しているか

就活塾の実力を知る上では実績を見れば一目瞭然です。

あなたが志望する業界の大手企業の内定実績が複数あれば、それは信頼できる塾といえるでしょう。

例えばAbuild就活の場合は以下のような実績が出ています。

出典:Abuild就活

このように実績一覧を見ることで、「外資系やコンサルに特に強い」「商社やIT系も強そうだ」という特徴が掴めます。

Abuild就活編集部

就活塾のHPに基本的に載っているの要チェックです!

オンラインで受講できるか

就活が始まると授業、部活、バイト、サークルに加えて就活をしなければならず、かなり時間のない日々を過ごすこととなります。

そうなると毎回就活塾に通うのも大変で、時間がないからキャンセルする日も度々出てくるでしょう。

そこでおすすめなのがオンライン対応の就活塾です。

オンライン対応の就活塾であれば自宅や学校などどこでも講義が受けられるため、時間が有効活用できるようになりますよ。

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講師のプロフィールが載っているか

優良な就活塾であれば、講師の細かいプロフィールが載っているため、そこで信頼できる講師かどうかを確認しましょう。

例えばAbuild就活の場合は以下のようにカウンセラーのプロフィールを紹介しています。

こうした複数の講師がいると自分に合う人を見つけやすく、より内定に近づきやすくなりますよ。

逆に誰が指導するのかが載っていない会社は敢えて乗せていない場合もあるので要注意です!

 

ayaka

この記事の監修者

ayaka

新卒で航空会社に就職。入社1年目より異例の配属で育成部門に配属。約10年、日本人、中国人、タイ人、シンガポール人の育成・採用に携わる。最短で昇格後は、新人から入社30年と幅広い層のメンバーのマネジメントを行う。
様々なバックグラウンドを持つ人材と携わる中、「ひとりひとりが個性と強みを活かして、笑顔で仕事ができる組織を作りたい」という想いを持ち、2021年に国家資格キャリアコンサルタント取得。
現在は中国に在住し、大学生の就職活動支援、駐在員の家族のキャリア支援を行っている。

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