早慶の就職の現実は？実績から傾向や特徴を紹介！

早慶の就職の現実は？実績を紹介

一般的に「就職に強い」とされている早慶の就職の現実は、いったいどの程度のものなのでしょうか。

実は、早稲田も慶應も、公式サイトで卒業生たちの就職実績を公開しています。

データを見ながら、早慶の就職の現実を見ていきましょう。

【2021年度】早稲田大学の就職実績

はじめに、早稲田の就職実績を見てみましょう。

2021年度の就職実績のデータを紹介します。

 

いずれも就活生から人気の高い大手企業ばかりで、IT・コンサル・保険・銀行・メーカーなどが並びます。

とりわけコンサル・IT系が特に多いのが特徴で、市場の成長性を見越した上で入社しているのだと考えられます。

【2021年度】慶應大学の就職実績

続いて、慶應大学の就職実績を見ていきましょう。

こちらも2021年の就職実績のデータを基に紹介します。

1位の慶應義塾が特徴ですが、これは看護系・薬学系の学生の多くが大学病院に就職するのが一因です。

2位以下は早稲田と同様にIT・コンサル・保険・銀行が並びますが、早稲田よりやや銀行が多いのが特徴です。

早慶の就活生に人気な3つの就職先を紹介

早慶の就活実績から、両大学の就活生に人気な3つの就職先を詳しく紹介していきます。

金融

銀行、証券、保険など、金融業界の企業は早慶の就活生からとくに人気のある業界の一つです。

両大学の進学実績には、次のような企業が見られます。

実績が多いということは、それだけOB・OGも多いためOB・OG訪問も行きやすいのが特徴です。

商社

商社も、早慶の就活生から人気の高い業界です。

早慶全体の中では商社はそこまで多くありませんが、各商社の採用大学の上位には早慶いずれもランクインしています。

五大商社と呼ばれる日本を代表する総合商社だけでなく、専門商社や中堅商社への就職実績も多数あります。

高年収や充実した福利厚生、グローバルな仕事ができるのが特徴で、比較的体育会系の学生や帰国子女が多いのが特徴です。

コンサル

コンサルは早慶生だけでなく、東大・京大・阪大など難関国立大生からも非常に人気のある業界です。

アクセンチュアを始め、コンサルBIG４など世界的なコンサル企業がずらりと並びます。

就活では競争が極めて激しいですが、長期インターン等で既にビジネス戦闘力をつけている学生なら比較的内定を狙えるでしょう。

【注意】早慶でも就活の対策を怠ったら就職できない！

ここまで見て、「自分も早慶だけど、これなら就活楽勝でしょ」と思う方もいるでしょう。

しかし、この考えを持っている人こそ就活に失敗するといえます。

なぜなら、優秀な学生にばかりスポットライトが当たっている裏で、就活をなめてかかり失敗する学生もいるからです。

早慶は人脈の繋がりの強さや優秀というイメージから就活に有利なのは事実ですが、大手企業の選考では旧帝大やMARCH、関関同立などの学生がライバルとなります。